【開催報告】災害時に子どもが安心できる居場所づくり「子どもにやさしい空間」

「子どもにやさしい空間」研修会を開催しました

「子どもにやさしい空間」の目的

災害や事故などの緊急事態において・・・

・子どもたちの遊びや学び、こころやからだの健康を支えるための多様な活動や情報を提供

・子どもが受けるマイナスの影響を最小限にする

・子どもたちの安心・安全、身体的・心理的成長を守ることができるような場の提供

・活動や支援を通して子どものレジリエンス(回復力)を引き出す

今回は公益財団法人ガールスカウト神奈川県連盟様との共催で開催しました。

◇開催日:11月16日(土)10:00~14:00

開催場所:小田原市川東タウンセンターマロニエ

◇講 師:加藤カヨ氏(NPO法人災害時こどものこころと居場所サポート理事)

          (日本ユニセフ協会 広報・アドボカシー推進室職員)

     湯野貴子氏(臨床心理士・公認心理師)

          (元日本ユニセフ協会東日本震災緊急支援本部 心理社会的ケア・アドバイザー)

参加人数:21名(講師:2名 参加者17名 事務局:2名)

 

日本で子どもにやさしい空間(CFS)を設置した経験をもとにまとめられたテキストにしたがって、空間づくりの理念・設置・運営の具体的な方法や子どもへの寄り添い方を学習した後、各グループ4~5人程度のグループに分かれて実践・グループワークを行ないました。

実践ステップのあとのグループワークではグループごとにシナリオを読んで活動計画を立てたり、活動計画を基に空間デザインを考えたりしました。

災害時、子どもたちにとっての、日常生活に近づけることの大切さを学んだ研修会でした。

【参加者の声】

・突然起こる災害。そんな時少しでもこの研修で勉強したことを思い出して落ち着いて行動出来たらと思います。ありがとうございました。

・役所、自治会の方々のご協力をいただき、研修会などを通して活動したら最高だと思います。

・楽しく研修させていただいてありがとうございます。現実に働きかけをされた話が聞けて良かったです。今後、災害の際にしっかり生かしていけたらと思います。

・この研修を多くの方に受けていただけるとより良い地域作りにつなげられると思います。(PTA等)

 

グループワークのようす

グループワーク発表のようす

 

*「子どもにやさしい空間」(CFS)についてはコチラ(日本ユニセフ協会HPへ)

 

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