「子どもにやさしい空間」の目的
災害や事故などの緊急事態において・・・
・子どもたちの遊びや学び、こころやからだの健康を支えるための多様な活動や情報を提供
・子どもが受けるマイナスの影響を最小限にする
・子どもたちの安心・安全、身体的・心理的成長を守ることができるような場の提供
・活動や支援を通して子どものレジリエンス(回復力)を引き出す
今回は公益財団法人ガールスカウト神奈川県連盟様との共催で開催しました。
◇開催日:5月24日(土)13:00~16:00
◇開催場所:公益財団法人 横浜中央YMCA 9階チャペルホール
◇講 師:本田涼子氏(NPO法人災害時こどものこころと居場所サポート)
高橋布美子氏(特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン)
◇参加人数:16名(講師:2名 参加者14名)
日本で子どもにやさしい空間(CFS)を設置した経験をもとにまとめられたテキストにしたがって、空間づくりの理念・設置・運営の具体的な方法や子どもへの寄り添い方を学習した後、各グループ4~5人程度のグループに分かれて実践・グループワークを行ないました。
実践ステップのあとのグループワークではグループごとにシナリオを読んで活動計画を立てたり、活動計画を基に空間デザインを考えたりしました。
災害時、子どもたちにとっての、日常生活に近づけることの大切さを学んだ研修会でした。
【参加者の声】
・災害は今後も起きると思うので役に立つと思いました。
・周りの人にも伝え、一緒に実践できる仲間を増やしていきたいです ・現場の状況に応じて臨機応変に対応しなければいけないと思いますが、基本的なことを知ることができたので、知らない時よりも自信はついたと思います ・講師の先生方のお話も聞きやすく楽しく参加できました ・グループワークが楽しかった ・子どもに関わる職業の人に聞いてほしいと思いました ・ガイドブックの付録は特に役立つと思います ・実際の空間、スケジュールを考えてみることができ、様々な視点を共有いただけた ・災害の体験やつらい気持ちを子どもはいろいろな形で表現する、それをむやみに止めず受けとめることが大事だと分かった ・充実した内容でもっとじっくり出来れば、とも思いましたがとても勉強になりました。ありがとうございました |
グループワークのようす
ワークショップ発表
*「子どもにやさしい空間」(CFS)についてはコチラ(日本ユニセフ協会HPへ)