新型コロナウイルス感染防止のため、開催中止となっていたガールスカウトサマースクールが3年ぶりに開催されました。学年ごとに3部屋に分かれ、ユニセフや世界の子どもたちについて理解を深めました。
・日時:2022年8月27日(土)13時~15時
・会場:かながわ労働プラザ
・参加人数:70名(こども52名、おとな18名)
講師に東京サラヤ株式会社 南関東支店の岩瀬様をお迎えし、前半はユニセフとサラヤで取り組むウガンダの「100万人の手洗いプロジェクト」の紹介の後、せっけんを使った正しい手洗いの方法について学びました。
汚れた手でドアノブを触ると何人に汚れがつくかな? |
洗面所で、普段通り手を洗ってみよう |
どんなところに洗い残しがあるかな? |
コロナ禍で、家や学校で手を洗うことが習慣づいている子どもたちはしっかり手を洗えており、「おとなの方が手が洗えていないかも…」同行したおとなの方にも手洗いの大切さを実感していただけるワークになりました。その後、手洗いダンスや水の大切さ、上腕計測メジャーを体験しました。
世界の子どもたちの暮らしについてお話を聞いたあと、水運び体験をしました。
いざ持ち上げてみるとずっしりとした重さに「これを毎日運んでいるなんて信じられない」という感想がありました。その後「弱い人ほど困っている現実に、私たちは何ができるだろうか」と「地球レンジャー」のワークに取り組みました。
前半は子どもの権利条約と児童労働、少年兵など子どもの保護分野について講義を受けた後、後半ではウクライナ危機をはじめ、世界各地で起こる紛争について考えました。紛争のニュースに接したときの気持ちをワークショップで出し合い、アフリカやアジアをたびたび訪問している講師と平和について意見交換をしました。