ユニセフ写真展「新型コロナウイルス感染症と世界の子どもたち」開催

新型コロナウイルス感染症の拡大は、手を洗える設備がない人や貧困・紛争に苦しむ人々など弱い立場にある人々に、より深刻な影響を与えています。

この写真展は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が子どもたちに与えた影響と、ユニセフの取り組み、そしてCOVAXファシリティの一員としてユニセフが行う新型コロナウイルスワクチン供給への挑戦を紹介したユニセフの写真に当協会で解説文を加えたパネル20枚を、感染対策に留意し間隔をあけて公開しました。

 

・開催日:2021年4月13日(火)~18日(日)

・会場:みどりアートパーク(横浜市緑区民文化センター)ギャラリー

(JR横浜線/東急田園都市線・こどもの国線「長津田駅」北口より徒歩4分)

・入場無料/来場者 71名

・主催/神奈川県ユニセフ協会

 

会期前半は雨天のため来場者はまばらでしたが、週末には近隣の小学生やそのご家族に多数ご来場いただきました。

来場者からは「連日新型コロナウイルスが報道されているが、世界の子どもたちの様子を見る機会がほとんどないので、衝撃を受けた」「日本では当たり前にやっている手洗いが”できない”状況を考えたことがなかった」という声や、会場内に展示したワクチンボックスを見て「予防接種を運ぶ大変さがよく分かった。途上国にワクチンを届けるのは想像以上に大変だ」という感想をいただきました。

 

会場内では、石けんがない避難民キャンプで新型コロナウイルスから身を守ろうと工夫しながら暮らす「イエメンの子ども(ムナさん)」の動画や、若者に「#ENDViolence」を発信するBTSの動画などを上映しました。BTSの動画には「世界が大変な状況だけど、私たちもみんなで頑張ろうと希望が持てました」という感想をいただきました。

日本のみならず世界が同じ問題に直面している現状を取りあげた今回の写真展には、開催前から高い関心が寄せられ、多くの新聞・メディア取材に取り上げていただきました。会期中には今回の会場である、横浜市緑区の岡田区長や副区長、地域振興課の皆さんにもご来場いただきました。

今後の展示予定…4/23(金)~4/29(木)川崎アゼリア新川通り(ケース内展示)

※以後、県内を巡回予定です。

 

©UNICEF/UN0351961/Ochoa

【開催趣旨】

貧困・暴力・教育…新型コロナウイルス感染症の拡大により、社会経済の混乱の影響をを強く受けるのは子どもたちです。県内でも感染拡大する今、日々制約のある暮らしで精一杯ですが、世界の子どもたちが同じ課題に直面している現状やユニセフが世界中でかつてない規模で展開しようとしている予防接種の普及を知っていただく機会として企画します。(パネル製作:神奈川県ユニセフ協会)

 

チラシをクリックするとPDFで表示します

 

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