ネパール中北部で発生した土石流により、ラスワ郡、ヌワコット郡、ダディン郡、ゴルカ郡、タナフン郡含む6郡17自治体で子ども約3万2,021人を含む推定8万4,270人が被災しています。38カ所の一時避難施設に4,500人を超える人々が避難しており、施設は過密状態で安全な水や衛生設備の利用が限られています。
多くの家族が避難を余儀なくされ、親族や知人のもとに身を寄せたり、政府が設置した一時避難施設で避難生活を送っている人々もいます。子どもたちは、家族との死別、避難、自宅や学校の損壊、保健医療や教育などの基本サービスの中断といったさまざまなリスクにさらされています。緊急の優先課題として、親と離ればなれになっている子どもの特定と登録、家族の捜索と再会支援、さらには直ちに家族との再会が難しい場合の代替的な保護・ケアの提供が求められています。被害は重要インフラにも及び、6カ所の保健医療施設と少なくとも20校の学校が全壊または損傷しました。このため、子どもたちは保健医療、安全な飲み水、教育、保護のサービスを受けることができなくなっています。
ユニセフは、水と衛生、保健、栄養、子どもの保護、社会的保護、教育、リスクに関する情報発信(リスクコミュニケーション)の各分野で命を守る支援を提供しています。これまでに以下の支援(一部抜粋)を実施しています。
‐約4万8,000人に対し、水と衛生に関する支援物資を提供
‐すぐ食べられる栄養治療食2,700箱を提供
‐専門的なメンタルヘルスや心理社会的支援を1,714人に提供
引き続き、支援を継続・拡大し子どもたちを守るため、緊急支援へのご協力をお願いします。
![]() © UNICEF/UN0914654/Prasad Ngakhusi 8月26日に壊滅的な土石流に襲われた、ヌワコット郡の被災地域の様子。住宅や周辺一帯が泥に覆われている(ネパール、2026年8月27日撮影) |
![]() © UNICEF/UN0914933/Prasad Ngakhusi 土石流の被害を受け、ヌワコットにある学校へ避難している子どもたちと家族(ネパール、2026年8月27日撮影) |
![]() © UNICEF/UN0916084/ 安全な飲み水にするための、浄水剤の使い方の実演を見つめる男の子(ネパール、2026年9月1日撮影) |
![]() © UNICEF/UN0916072/ 避難所となっている学校に支援物資を運ぶユニセフ職員(ネパール、2026年9月1日撮影) |
![]() © UNICEF/UN0921280/Laxmi-Prasad-Ngakhusi ヌワコットで、土石流により壊滅的な被害を受けた学校の跡地を歩く子どもたち(ネパール、2026年9月9日撮影) |
![]() © UNICEF/UN0923351/Upadhayay ユニセフの支援で被災した子どもたちのために設置された「子どもにやさしい空間」。子どもたちは遊びや学びを通じて、少しずつ日常を取り戻している(ネパール、2026年9月11日撮影) |
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